娘が4歳のとき、
青いカラーペンでペディキュアらしきものをしていて
笑ってしまったことがありました。
これがその証拠写真↓

この頃はお化粧にとても興味があったようで、
なんだか静かだな?と思って見に行ったら
バキバキに割れた私のアイシャドウを持って
顔中をラメラメにしながら「わたしなにもやってないもん!」
と言い張っていた、なんてこともありました。
まゆげがクレヨンでつながっていたこともありました。
時は流れ、娘は小学校低学年。
同級生の中にはシェーバーで脱毛をしている子、
髪を染めている子、
外国人の子ですがピアスをしている子も。
プールで水着になる時期だからか、
「ダイエット」の話題もお友達の中で出ているようです。
小学校低学年なのに!早くない?!
保育園児の頃は
「お化粧に興味があるのね、かわいいねえ」と微笑ましく見ていたものが、
小学生になると急に「心配」に変わるのはなぜだろう。
それを知りたくてこの本を読みました。
女の子はどんなおしゃれをしているのか。
そのおしゃれは何の影響を受けて、何か問題を生じさせるのか。
問題がある場合、親はどう向き合うべきか。
ということを解説した本です。
『子どものおしゃれにどう向き合う?』鈴木 公啓 | 筑摩書房
自分の見た目が気になり始めたのっていつ頃からだったでしょうか。
私は小学校5年生くらいからだったかなと思います。
自分の丸顔や、親戚に言われた「たこちゃんって意外と毛深いのね!」という言葉。
さて現代では。
小学校1年生からおおよそ7割の子どもが「見た目が気になる」そうです。
1年生?!
そして学年が上がると気になる割合が増えるのかと思いきや、
どの学年もおおよそ7割。
予想より低学年から、そして予想より多くの子が意識してるんだなあ。
実際に体毛処理をしたことがある子が1~4年生で2割程度。
メイクをしたことがある子はどの学年も5~6割。
これは予想以上に多い。
うちの子もスタジオアリスでリップを塗ってもらったことはあるけれど…。
幼児のお化粧(の真似っこ)は「他人に見せる」ことを目的としていない、
つまりが純然たる自分自身の興味であるのに対して、
小学生のお化粧はそこに他人の目を意識しているのを感じるからこそ、
親は何だかモヤモヤするのかなと感じました。
娘が低学年の段階でメイクをしたい、脱毛したいと言ってきたら
親として私は「いいよ!全然オッケー!」とは言えません。
ただ、「子どものおしゃれはダメ」というのはあくまで相対的なものです。
例えば、高校生までは化粧をすると眉をひそめられたのに、
社会人になったら突然化粧がマナーとか言い出す。
そんな急に化粧なんてうまくなりません。
世間とは勝手なものです。
国や時代が変われば、小学生の華やかなおしゃれが称賛されるのかもしれません。
ではおしゃれに関する困りごとはどちらかというと
「親や社会の受け止め方の問題」という前提のうえで、
適切な対応は何なのか。
この本では放棄やあきらめではなく、
おしゃれしてよい場面を約束したり、話し合いのうえで許可をする
「教育」によって解決することが多い、と述べています。
でもこれは普段の関係性があってこその対応であって、
問題が生じて急に話し合おうとしても聞いてくれない。
一方で、低年齢では装いによる身体トラブルが起きるおそれも高くなりがちです。
化粧品や染毛剤によるかぶれ、合わない靴やヒールで靴ずれ、
無理なダイエット、無知なダイエットによる体調不良……
おしゃれによって身体に起こりうるデメリットの適切な情報提供は、
薬剤師も力になれる部分かなと感じました。
資生堂も子ども向けの情報提供を行っています。
4~6年生向けですが、ルビもふってあるので低学年でも読めそう。
校則*1のように頭ごなしに禁止とするのではなく、
親子で正しい情報を知ったうえで、
どこまでが現時点で許容されるのかを話し合える、
そんな関係づくりをしつつ正しい知識をもった親でいたいと思います。
ところで最近この本を含め新書をよく読むのですが、
新書サイズのブックカバーで無地ではないやつありませんかね?
今はアーティミスの
「どんなサイズの本にも対応できる」ブックカバーを使ってるのですが、
持ち歩くので若干よれよれになってきてしまった。
ハードカバーも文庫もハヤカワ文庫もなんでもござれなので重宝しております。
噂では京極夏彦本もいけるとか。
もう少しおもしろい柄があるといいんだけどな。
*1:私は校則のある学校に通ったことがないので噂とかマンガの中でしか知らない…

