ヘムレンさんの言葉から植物の生態を学ぼう「大事なことは植物が教えてくれる」

今日は私の大好きな小島よしおさんがきっかけで読んだ本のご紹介。

お笑いとはまったく関係ない本です。

 

少し前に、小島よしおさんと、

「読書にハマるオンライン習い事『ヨンデミー』」運営の笹沼颯太氏の

対談を読みました。

これを読むと、今の小島よしおさんがどうやってつくられてきたのかが分かる。

小島よしおが「本」をたくさん読む理由 「読書が栄養になって、個性につながっていく」 | AERA with Kids+

 

上記の記事で植物学者の稲垣栄洋さんの本が紹介されていて、

読みたいなと思ったのですが行きつけの本屋さんに在庫が無く、

たまたま隣にあった同じ著者の素敵な表紙の本を手に取りました。

体裁がとても素敵。

 

予備知識無しに、植物の本かなーくらいの認識で読んだのですが

予想外に読み応えのある本でした。

 

植物に関する名言・格言をとりあげて、

その言葉を通して植物の生態を紹介していく。

その名言・格言がとてもよいチョイス。

例えばムーミンからヘムレンさんのことば

「ねっこがあれば、いつか またさくんだ」

葉っぱだけになったタンポポを見ながら、

ムーミンとヘムレンさんの会話の中で出てきます。

スナフキンではなくてヘムレンさんのことばというのがいいですね。

(ヘムレンさんってすぐに思いだせますか?紫っぽいワンピースみたいなの着てるヒト)

 

このことばに関して、

植物学の観点からロゼットという形態で冬越しをする戦略が解説されます。

地上で光合成をしながら根っこに栄養分を蓄える、

春になったら他の植物に先駆けて花を咲かせる。

まさに「守りながら攻める形」と紹介されています。

解説が深すぎず浅すぎず、専門用語を使いすぎずのとてもいい塩梅で、

冒頭の名言・格言とともにするっと頭に入ってきます。

 

稲垣先生が雑草を専門にする植物学者というのもあって、

出てくる植物がそこらへんの道端に生えててすぐにみられるものばかりなのもいい。

 

驚くべきはその名言・格言の幅広さ。

ムーミンイソップ童話から、

本田宗一郎松下幸之助といった実業家、

アリストテレスパスカルから詩歌まで。

これだけの名言を集めるために、

この先生はいったいどれだけの本を読んできたのだろう。

 

どのページを読んでも、きっとあなたに届く名言があるはず。

その名言の裏にある植物の生態を知ることができるのが楽しい。

 

ちなみに、冒頭の対談で小島よしおさんが紹介してたのはこちらの本です。

近いうちにこちらも読みたい。

稲垣栄洋先生、すごくたくさん本を書いているのでね…

読みたい本が渋滞中です。

 

※9/20追記

稲垣栄洋先生、光村図書の中1の国語の教科書にも載ってるんですね。

ゆる言語学ラジオで知りました。 

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