私、エビとカニのアレルギーなんです。
突然の謎カミングアウト。
小さい頃からアレルギーだったわけではないです。
大人になってからお寿司のエビを食べたら発疹が出るようになったので、
検査したら甲殻類アレルギーになってました。
かっぱえびせんとか、加熱したエビ・カニだと症状が出ないので、
「オマール海老のビスク」とかはたぶん大丈夫なんだろうなと思いますが
念のためエビ・カニが入っていると分かっているものは避けています。
甲殻類アレルギーだと年末年始のごちそうがいまいち楽しめないのですよ。
市販のおせちとかだと大体エビが入ってますよね。
年末にカニ食べるおうちもありますよね。
甲殻類アレルギーだとそれがNGになるのが残念です。
周囲を見ると、
「大人になってから○○アレルギーになった」っていう人が結構います。
私と同様に甲殻類だったり、果物だったり、はたまた納豆とか。
なんで今さら私が?年末年始を台無しにしやがって!と思う、
私のような人に勧めたいのがこの本です。
新書なのでそんなに厚い本ではないです。
成人食物アレルギーとはどんなものなのか、
原因食物はどんなものが多いのか、
メカニズム、症状、検査、診断、治療を順を追って解説してくれます。
著者の福冨先生はアレルギーといえば!の国立病院機構相模原病院のDrなんですが、
最近YouTubeの動画にもご出演でした。
仕事がらみで「食物アレルギー診療の手引き」なんかにも目を通す機会はあったので
メカニズムや症状、原因食物とかはふんふんと読み流せる感じではあるのですが、
耳に痛かったのが「なりやすい人の傾向」の一つとして挙げられている
「偏った食事、特に砂糖の取りすぎ」でした。
メカニズムはあまりよく分かっていない面もある、としながらも
ブドウ糖を代謝するときにビタミンやミネラルを消費してしまう、
また腸内細菌叢が乱れてしまうと。
理屈としては分かるのよ!
分かるんだけど!
治療のところでも、
甘いお菓子をたくさん食べている人はまずはそれをやめる、
間食するならナッツ類、豆類、チーズ、スルメなどを選ぶこと、
朝ごはんが毎日パンだけの人はパンをやめるか控えめにする、と記載されています。
これってダイエットで絶対に言われることじゃん!
……まずはおやつを控えめにします……。
これ以外にも、
「旧茶のしずく石鹸」による小麦アレルギーの患者さんは
改善した人がかなりいるとか、
スパイスが原因のアレルギーもあって
コリアンダー、クミンなどセリ科の植物のアレルギーが多いとか、
(どのスパイスが原因か確かめるのが大変そう…)
甲殻類アレルギーは一般的には一生続くと考えられてるけど
先生の臨床経験では経過は個人差が大きいとか、
新たな発見もたくさんありました。
食物アレルギー?原因物質を食べなきゃいいんでしょ?
で思考が止まってしまっていた方に、ぜひ読んでほしい1冊です。
