この化学同人は真面目だ!「ビジュアル大百科 元素と周期表」

あけましておめでとうございます。

このブログにお立ち寄りくださりありがとうございます。

今年も、たくさん読んでたくさんアウトプットしていきたいと思います。

薬剤師の視点で、読んだ本の興味深い点をメモしていきますので

どうぞよろしくお願いします。

 

さて、今年一発目にご紹介するのはこれ。

実家で長男に炎色反応を説明しようとしていたら、

理系とは遠いところにいる父が本棚から出してきました。

なぜ実家にこんな本が??

おもしろそうだったのでそのまま我が家に持ち帰ってきました。

 

「ビジュアル大百科」とあるだけあって、

写真がめっっちゃきれい!

有名どころの元素は見開き2ページが割かれています。

左側のページは元素の「見た目」の紹介。

右側がその元素の「使われ方」の紹介。

例えば「ナトリウム」であれば、

左側のページに岩塩の結晶、ウユニ塩湖の写真、

ナトリウムを含む鉱石、方ソーダ石の写真がドーン!

右側のページには猫のミイラの写真、食卓塩、

ナトリウムの花火、ナトリウム灯、

インディゴ顔料、重曹、道路に凍結防止剤をまいているところ、

これらすべてが写真で載っています。

猫のミイラ、とぼけた顔しててかわいい。

ミイラの作り方の説明もされてます。

ミイラを作るのにナトリウム化合物を使うなんて知らなかった…

 

後半の比較的新しい元素類はさすがに1ページ~1/2ページになりますが、

元素の見た目のほかに発見した人の顔写真や発見した施設の写真など、

118番までの元素の紹介すべてにふんだんに写真が使われています。

 

使われてる紙が妙に真っ白な紙なので、

写真の色がめっちゃ映えるんです。

特に鉱石の写真は色の美しさに見とれる!

カルシウム単体の結晶がこんなに美しいものだったとは。

 

イギリスで発刊された本の翻訳本ですが、

一部の写真や用途などは差し替えられてるのかも。

亜鉛めっきを施した橋として「明石海峡大橋」が載ってます。

そのためか、「翻訳くささ」は少な目です。

 

ルビはほとんど無いので、

小学生が一人で読み進めるというよりは

大人が写真を眺めてうっとりする、

もしくは大人と子どもで一緒に読むといった使い方のほうがよさそう。

 

付録として周期表(各元素の写真入り!)がついています。

結構サイズが大きめなのでどこに貼ろうか迷い中。

 

監訳者は光触媒でご高名な藤嶋昭先生ですが、

帯に記載のコメントが素敵です。

銀河の星屑、空を吹きぬける風、あなたの髪の毛、コーヒーカップ

そのすべてが、元素でできている。これは本当に不思議な事実です。

 

こんなに写真たっぷり、真っ白ないい紙を使ってて

ほんとに3,300円でよいのですか…?化学同人さん…?

 

化学同人さん、

ふざけた本もちょこちょこあるのでついそちらに目がいきがちですが

この本は化学同人が大真面目な方向に振り切った本です。

 

今年も化学同人さんにはお世話になります!

株式会社 化学同人

 

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