すっかり春ですね。
私の住んでる地域では桜も散って、ツツジがきれいに咲いています。
長男が3年生の時の春の授業参観で、
「春といえば何」をたくさんあげてみよう!という授業がありました。
国語の教科書を見ると、山菜の絵がたくさん描いてあるんです。
子どもたちから出てきたのは、
桜!
チューリップ!
たけのこ!
入学式!
うんうん、いい感じ。春だね。
花粉!
黄砂!
PM2.5!
さすがイマドキの小学生。
昔、電話に出る仕事をしていたときは
ヘンな電話だったり不安定な方からの電話が増えると春だねって思ってました。
様々な春の感じ方があるなと思いますが、
私はやっぱりお花だったり植物で春を感じたいなと思います。
が、この時期増えるのが山菜の誤食。
トリカブト×ニリンソウとかは有名ですが、
先日はヤマノイモとグロリオサの誤食の報道もありました。
怪しいと思ったら採らない、食べない。
これ大事。
そんなタイミングで読んだのがこれ。
表紙にさりげなくマーライオンしてる絵が…
著者の茸本さんは進んで誤食してるわけではなく、
野外で採取した食材を普段の食卓に活用する「野食」という活動をされている方です。
が、野食には成功もあれば失敗もある。
タイトルから分かるようにこの本は「失敗体験エピソード」を中心に紹介する本です。
しょっぱなから「食べると肛門が言うことを聞かなくなる魚で(社会的に)死んだ」。
有名なバラムツやアブラソコムツってやつだ!衛生化学の授業でも習うやつ!
詳細はもう読んでほしい!
としか言えませんが、OTCの「アライ」もこんな風になるんだろうか。おそろしや。
他にもウツボを釣ろうとして噛みつかれて大けがした話とか、
クリオネ食べたらシンナー臭だった話とか…
出るわ出るわ、よくもこんなに出るわ。
薬祖神の神農さま*1もこんな感じだったんでしょうね。ありがたや。
動物とキノコが多めではあるのですが、
お!と思ったのが野草の豆で納豆を作る話。
「野草の豆」といったらそう、カラスノエンドウ。
今の時期は緑色のさやがついてますが、
もう少し季節が進むとさやが真っ黒になりますよね。
その真っ黒になったさやから取り出した豆を、納豆に!
あんな小さい豆で納豆できるのかね。
と思ったらやはりふやかしても大豆のようには膨らまないそうです。
そこで膨らまない小さい豆のまま煮て、納豆を少量加えて40℃で一晩。
豆が小さいからたれがよくからんで独特な歯ごたえになるそうです。
食べてみたーい!
こんな感じであっという間に読めてしまう本なのですが、
なんとなくこの感じどこかで…と思いだしたのが
少し前の「マツコの知らない世界」。
「毒の世界」という回で出てきた平坂寛さんという方にスタンスが似てる
と思いましたら、冒頭の「食べると肛門が言うことを聞かない」では
一緒に釣りに行かれていたそうです。
類は友を呼ぶのか…
くれぐれも、野生の植物を食べる際は同定をしっかりしましょう!
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ヤマノナcafeさんのブログで紹介されてた「地球は食べ物」って本も読んでみたいなあ。
「地球は食べ物」のホモサピさんと「七転八倒日記」の茸本さんが一緒に闇鍋する動画も見つけてしまった。
あとで見る。
*1:4000~5000年前と言われる古代中国の神で、身近な草木の薬効を調べるために自らの体を使って草根木皮を嘗め、何度も毒にあたっては薬草の力で甦ったといわれています。出典:内藤記念くすり博物館https://www.eisai.co.jp/museum/herb/familiar/honzokyo.html
