おなじみ「新小児薬用量」の改訂版です。
私がよく使うようになったのは改訂第5版だった(表紙の色で覚えてた)ことを考えると、
ずいぶん版を重ねたものだなと思います。
この本のよいところはコンパクトなサイズ、見開きで情報が得られること、
あとは年齢ごとで小児量が見られること。
今回から相互作用の記載が追加になったのが売りのようですが、
あまり情報量としては多くないし、
何よりこの本で相互作用の情報はあまり必要としないので
私にとってはメリットとまでは言い切れません。
使っているとカバーがすぐペラペラとはがれてきちゃうので、
いっそのこと剥がして使おうと思うんだけど
カバーを剥がすと紺地に銀色の何の面白みもないデザインなんですよね。
触り心地もいまいち。
なのでペラペラするな(怒)と思いながらカバーをつけて、
今回も使っていくんだろうなと思います。
個人的にはじほうの「小児薬用量ガイド」のほうが
見やすさだったり体重kg当たりを基本にしている点で好きです。
めくり心地も好き。こちらも今年改訂されました。
ただ、「小児薬用量ガイド」から用量を紹介すると、
「多くない?」と言われることが多い印象があります。
そんな時にやはり頼りになるのは安定の「新 小児薬用量」。
「新 小児薬用量」で年齢ごと、「小児薬用量ガイド」で体重ごとと
うまく使い分けていくのがよさそうです。