2022年の本
文にあたる 作者:牟田都子 亜紀書房 Amazon 本のそでから <本を読む仕事>という天職に出会って10年と少し。無類の本読みでもある校正者・牟田都子は、今日も校正ゲラをくり返し読み込み、書店や図書館をぐるぐる巡り、丹念に資料と向き合う。1冊の本ができ…
ドラッグストアで買えるあなたに合った薬の選び方を頼れる薬剤師が教えます 作者:児島悠史 羊土社 Amazon OTCって、なぜ訳の分からない成分がいくつも入ってるんでしょうね。 OTCでしかお目にかからない成分っていくつもありますよね。 グアイフェネシンとか…
その下ごしらえ、ホントに必要? 段取り少なく美味しくできる、家庭料理の新常識レシピ (幻冬舎単行本) 作者:〈教えた人〉松本仲子,〈教わった人〉野田真外 幻冬舎 Amazon 私の母はよく次のようなことを言っていました。 「薬学部に行くような、化学実験が上…
薬の名前には意味がある 作者:阿部 和穂 薬事日報社 Amazon 薬の名前の由来って言われたら、商品名をまず思い浮かべます。 例えば「ヨーデルS」の名前の由来、インタビューフォームによると スイスのヨーデルの爽やかな感じをイメージさせるため。 また、S …
とりあえずお湯わかせ 作者:柚木 麻子 NHK出版 Amazon 大好きな作家さんつながりで、柚木麻子さんです。 「アッコちゃん」シリーズはさらっと読めるのに読むと一気に元気になれる、 ある意味エナジードリンクのような本で定期的に読み返したくなります。 柚…
桝 太一が聞く 科学の伝え方 作者:桝 太一 東京化学同人 Amazon 薬剤師の役割の中で大切なこととして、くすりに関する科学的な内容をかみくだいて患者さんに伝える、そしてくすりを正しく使うという行動に移してもらうということがあると私は思っています。 …
禁断の植物園 作者:船山 信次 山と渓谷社 Amazon 以前「禁断の毒草事典」を紹介しました。 https://pharmacistreading.hatenablog.jp/entry/2023/11/27/180027 本屋で本当は今回紹介する「禁断の植物園」を探していたのに、たまたま隣に置いてあった「禁断の…
我が友、スミス (集英社文芸単行本) 作者:石田夏穂 集英社 Amazon タイトルだけ見たら、なんか友情ものかなと思いますよね。 まさかのボディビルを扱った小説です。 しかも表紙からは分かりづらいけど、主人公は女性。 筋肉の美しさを競う、女性らしさからは…
禁断の毒草事典 魔女の愛したポイズンハーブの世界 作者:エリカ・ライス グラフィック社 Amazon 薬学部の授業で、薬用植物学というものがあります。 その「薬用植物学」という響きになんともいえない胸の高まりを感じたのは私だけだったでしょうか。 この本…