意味のないカタカナというのは覚えにくい。
医薬品の一般名なんかその最たるものでしょう。
薬剤師であれば、「ステム」を知っているから例えば「スタチン」がついてればとりあえずHMG-CoA還元酵素阻害薬だろうという認識ができます。
が、医療関係の知識が無い人にとっては一般名は意味のないカタカナの羅列です。
だから「ブタ・パスタ・チーン」なんてことになるのです。
ただ、「どこかで聞いたことある」「テレビで見た」という言葉も覚え間違いの対象となるようです。
この本は図書さんの司書さんが収集した「覚え違い」を書籍化したもの。
福井県立図書館のホームページでもまとめられているのだけど、
本書では司書さんたちの戦いぶりが見えるのが楽しい。
薬剤師の業務でもなんだか似たようなことありますよね。
(白い血圧の薬!丸いやつ!薬剤師ならわかるでしょ!とか言われて困る)
医療系の本だと「年だから解雇よ」という覚え間違いが載っています。
→正解は『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』
私が好きなのは「あだしはあだしでいぐがら」ですがこれは何の覚え間違いでしょう?
※正解は書籍の元ネタになっている以下HPに記載あり