人生の折り返し地点からの「体力アップ1年生」

 

 

 

私がずっと追いかけているコミックエッセイ作家さん、たかぎなおこさんの新刊です。

ちょうど一人暮らしを始めたときに「ひとりぐらしも5年め」に出会い、

そろそろ一人旅でも…と思ったタイミングでひとりたびシリーズが出てハマり、

結婚してしばらくした頃にマラソンシリーズが出て、

夫は東京マラソンにふらっと応募して当選、

私も真似してハーフマラソンに出てみたりしました。

この20年ほど、不思議なほど私の「やってみたいな」のタイミングでドンピシャのシリーズが始まる作家さんです。

ちなみに身長150cm前後なのも共通項。

 

たかぎさんはこの本の中では47歳。

出産後体重が戻らない&疲れやすいという悩みを抱えて、

いやいやまだ老け込むには早いでしょ!と一念発起、

シャキシャキの元気人間を目指すという内容です。

これまた私のスペックにぴったりで…過去最高体重記録中の私…

どんだけシンクロしてるんだよ!

 

40過ぎるとそろそろ人生も折り返しが見えてくるわけで、

子育てが落ち着いたら、定年退職したら、

その時の自分は何をしてどうやって生きてるんだろう?というのを最近考えたりします。

膝が痛いとか腰が痛いとか疲れたとか言いながら家にこもるのか。

以前整形外科のDrの講演で、女性は寿命は長いのだけれども、その長い寿命のうち健康寿命をどれだけ延ばせるかが課題であるということを聞きました。

女性に多い変形性膝関節症などによって歩行に支障が出ると急にQOLが下がってしまうと。

いつまでも自分で歩いて、自分の行きたいところに自分で行きたい。

40過ぎるとやせたいとかそういうのはもちろん、生きていくために運動しなければと思います。

 

しかし。

 

運動が続かないのですよ。

やらなきゃいけないのは分かってるし、やりたいのに時間がなかったり、

他にやらなきゃいけないことがたくさんだったり。

やる前になぜか疲れてるし。

 

この本でもたかぎさん&相棒のかとうさんが「何をするか」「どうやって続けるか」を試行錯誤されてます。

「何をするか」は人それぞれだと思うのですが、

「どうやって続けるか」のポイントはこの本に出てくる「約束」と「発表会」かなと感じました。

 

「約束」に関しては「自分ひとりだとどうしてもさぼっちゃったりするけど誰かと運動の約束してるとさぼれないでしょ」の言葉があります。

友達とか仲間とかと報告しあったりして逃げられない環境を作る。

 

「発表会」はこの本ではマラソン大会が設定されてます。

 

私は「約束」に関しては「みんチャレ」というアプリで見ず知らずの人と5人チームを作って体重を毎朝報告しあっております。

足りないのは「発表会」だったのかも。

何かマラソン大会とかイベントに参加してみようかな?

 

今回またしても、たかぎさんに「きっかけ」をもらえた気がします。